Nikon DFで使っているレンズ(広角単焦点編):SIGMA 35mm F1.4 DG HSM
(投稿日:2014年11月07日)Nikon DFを買うときに「もうこれからはNikon一筋でいく」と心に誓ったつもりだったのですが、SIGMAのArtラインのレンズがものすごい高評価だったのでつい浮気してしまいました。
SIGMA 35mm F1.4 DG HSM
SIGMAの新ラインナップ「Art」の名を冠する最初のレンズです(Nikon用は2013年1月発売)。
シンプルなデザインで、DFとの組み合わせもあまり違和感はありません。
常に最新の光学技術を採り入れ、高性能なレンズを発売して きたシグマの新プロダクト・ライン第一号が、この35mm F1.4 DG HSMです。広角での撮影において、最高レベルの明るさと美しいボケ味を生み出す大口径F1.4の広角レンズ。浅い被写界深度を生かした撮影や、光量の少ない夕景、室内での手持ち撮影など、大口径F1.4ならではの画づくりが可能です。
特長 | 35mm F1.4 DG HSM | Art | プロダクト | レンズ | SIGMA GLOBAL VISION
全長94.0mm、重量665gと大きくて重いです。DFのキットレンズ(全長52.5mm、重量190g)と比べると全長は約2倍、重量にいたっては約3倍もあります。でも、そんなことはこのレンズが映し出す絵の前にはささいなことにすぎません。
Art(芸術)の名はダテじゃない
開放Fで得られるのは大きなボケ。ピンのきているわずかな面を残して世界はトロトロに溶けていきます。一方で、少し絞れば描写は引き締まり細部までシャープになり、世界を隅々まで逃さず描き出します。日常の一瞬を芸術に変えてくれるような気がするレンズです。
PCと接続してチューニング可能
新ラインナップのレンズは、SIGMA USB DOCを通じてPCと接続します。ファームウェアの更新だけでなく、レンズのピント位置の調整ができます。もう前ピンとか後ピンとか怖くない!
SIGMA 35mm F1.4 DG HSMで撮った写真
開放だとピンのくるところはカミソリのように細い。
F5.6くらいまで絞るとぐっとシャープになります。
こちらはF11、隅々までカリカリです。
最短撮影距離は30cmなので、テーブルフォトも大丈夫。