究極のスナップシュター、「RICOH GR III」がやってきた
(投稿日:2019年03月25日)今回もなんとなく予感はしてた。先日ふらりと実機を見にいったら店員さんがあの一言を囁いたのです。
今回も買うつもりはなかった…
いや、買うつもりはあったよ。ただ、ちょっと前にNikon Z7を買ったばかり(爆ローン中)なので、いますぐじゃなくて少し値段がこなれてきたらと。でも、とりあえず見るだけならいいよね…と思ったのがいけなかった。
店頭で実機をさわって、これこれこのサイズ感、やっぱGRはいいなー、なるべく早くお迎えにくるからねー、なんてニヤニヤしてたら、それを見ていた店員さんが囁いたのです。
「あと1台だけ在庫あります」
はい、死んだ。物欲防波堤決壊!毎回単純ですが「この出会いは運命」ってことで、僕たちは一緒になることに決めました。
ってことで、RICOH GR III がやってきた!
GR IIの発売(2015年)から約3年半、2019年3月15日に発売された新型GR(RICOH GR III)。GR IIと比べても、高画素化(1600万画素 → 2400万画素)、高感度化(ISO上限25600 → 102400)、マクロ距離短縮(0.1m → 0.06m)、手ブレ補正搭載などなど、全方向でパワーアップ!それなのに小型化まで実現!
内蔵フラッシュが省かれました。あと、右下のGRのロゴがグレーに、レンズ下のGRの文字も白になって、全体的に質素な感じに。初回出荷の6,000台にはブルーのリングキャップが付いてきますが、正直使うことはなさそう。
背面もボタンが整理されてます。スクロールダイヤルが斜めに傾いてるのが一部で話題になってますが、例にもれず、これも傾いてます。個人的にはあまり気にならないけど。
RICOH GR III ファーストインプレッション
GRは2005年発売の初代(GR DIGITAL)から、飛び飛びに乗り換えて今に至ります。直近では新生GR(APS-C版)を愛用していました。NikonからDLシリーズの発表があったときに先走って売っちゃって後悔しました。
キレキレの美しい写りは期待通り(といっても、GRならこれくらい写ってほしいって高いレベルを期待しているのでかなりハードルは高め)。そして、起動が速いので撮りたいときにすぐ撮れる。しかも片手1本で操作できる。この機動力はいいですね。AFはやや迷うシーンもあるけど気にならないレベルかな。
そんな高性能なGRですが、ズボンのポケットやカバンに気軽に放り込んで持ち運べる気楽さがとても心地よいです。Z7とかいくら小型化したとはいえ、持ち運びには気を使いまくりで疲れます。
そんな感じで、全体的にとても満足度は高いのですが、気になるのはバッテリー。カタログスペックではフル充電で200枚撮影可らしいけど、バッテリーのインジケーターの減りは早く感じます。バッテリーを気にしながら使うのもイヤなので予備バッテリーがほしいです。そうなると別売りの充電器もほしくなります。