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トム・クルーズの新シリーズ『アウトロー』を観てきた感想

トム・クルーズの新シリーズ『アウトロー』を観てきた感想

久しぶりに実家に帰省したはいいものの、自室にはもう布団以外なにも残ってないわけで、家にいてもやることがない。ってことで公開から1週間ほど遅れましたが、『アウトロー』を観にいってきました。

あらすじ

白昼堂々と公園に6発の銃弾が発射され5人の命が奪われた。警察は元スナイパーのジェームズ・バーを容疑者として拘束する。現場に残された遺留品からバーの犯行を裏付けるものが多数見つかり解決するかと思われた。しかし、バーは容疑を否認。「ジャック・リーチャーを呼んでくれ」と告げる。エリート捜査官で退役軍人であること以外の一切の情報が残されていないジャック・リーチャーとは何者なのか?バーが彼に連絡をのぞんだ理由とは…

みどころ

真面目なミステリー

トム・クルーズの新シリーズ始動ってことでド派手なアクションものかと思ったら、結構まじめな謎解きもので、ジャック・リーチャーの冴えわたる推理がおもしろいです。ミステリーパートがおもしろいだけに、何のひねりもないアクションパートの惨さが目立ちますね。

自由奔放、俺が正義

今回のトムさんは、証拠は信じない、法など関係ない、そして、正義のためには手段を選ばない、それが俺のジャスティス!とか言っておきながら実はとても質素な年金生活者。ヒロイン(?)にも手を出さないし、決闘も正々堂々、いつも笑顔です。全然アウトローじゃないけど、その懐の深さがトムさんの魅力だよ。『コラテラル』のときの方がアウトローだったような。

ロザムンド・パイクのオッパイ

元ボンド・ガールでもあらせられるロザムンド・パイクが弁護士役で登場するのですが、なんかもうねオッパイがすごい。必要以上にオッパイが存在感を放っていて、もう1度気になるとオッパイがしゃべっているようにしか見えません。アップのシーンでは画面の半分がオッパイ?ってくらいオッパイ(たぶん、ちがうw)。

個人的な感想

なんで『アウトロー』なんて邦題をつけたんだろ。素直に『ジャック・リーチャー』でいいんじゃないの。『アウトロー』なんてタイトルじゃ、いくらトムさんの映画でも観ようって気にならないよ。

上でもちょっと書きましたが、サスペンスとしてはそれなりに楽しめたけど、ラストのひねりのなさにはびっくりを通り越してちょっと脱力ものです。新シリーズ始動とか言ってたけど、アジアでヒットしなかったらシリーズ化しないらしいじゃないですか。この感じだとやばいですね。さよならジャック・リーチャー。

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