フィリップ・K・ディック財団公認のブランド「PKD」がスタート
(投稿日:2014年10月24日)先日、早川書房からフィリップ・K・ディックの名を冠したブランド「PKD」の立ち上げが発表されました。なぜいまディック!?アパレル?財団公認?びっくりしつつもブランド第一弾となるT シャツは速攻でポチっときました。
フィリップ・K・ディックってだれ?
『ブレードランナー』『トータル・リコール』などで有名なアメリカのSF作家(1928〜1982)。現実や記憶の不確実さ、アイデンティティーの探求をテーマにした作品が多い(薬物依存とか精神崩壊系も多いw)。ディックの名前は知らなくても、多くの作品が映画化されているので知らないうちにその世界に触れているかもしれません。
映画化された作品
こうやって並べると大作が多いですね。主演もハリソン・フォード、アーノルド・シュワルツェネッガー、ピーター・ウェラー、トム・クルーズ、ベン・アフレック、キアヌ・リーブス、ニコラス・ケイジ、マット・デイモンと豪華な俳優さんがいろいろ。
公認ブランド「PKD」
名作映画「ブレードランナー」や、2012 年にリメイクされた「トータル・リコー ル」の原作者であり、多くのSF作品を世に送り出してきた、作家フィリップ・K・ ディック。このたび早川書房では、「Philip K. Dick Estate」公認ブランド〈PKD〉を設立します。本ブランドは、2008年以降ディックの新装幀を手がけるデザイン会社ポジトロンの土井宏明氏をプロダクト・デザイナーに迎え、著者の作品世界をイメージした商品を展開いたします。
ハヤカワ・オンライン|早川書房のミステリ・SF・ノンフィクション:新着ニュース
フィリップ・K・ディックの頭文字をとって「PKD」なのはわかるけど、なぜいまディックなのか?アパレルなの?といろいろなぞだらけです。一応アメリカのディック財団の公認だそうで。公式サイトはこちら。閉鎖されたようです。
ブランド第一弾アイテムは『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』のTシャツ
『ブレードランナー』の原作となった作品のカバーデザインがそのままTシャツになりました。
お値段は3,240円(税込)。ボディはUnited Athleの5オンスです。プリントはフロントのみで、バックは無地です。
ニュースを見た瞬間にポチりました。このデザインはありでしょう!新装版のカバーデザインはどれもイケてるので、Tシャツ化されたら全部買ってしまいそうです。でも、Tシャツはもう少し高くていいから丈夫なボディ使ってほしいな。
ディックはほとんど読破してる大好きな作家なので、なんでいまディックなのかはともなく、PKDの動向はチェックしておきたいです。